全エピソード10分で読める!【ブラックペアンシーズン1】ネタバレあらすじ解説!

ブラックペアンシーズン2がいよいよスタート!

その前に前作ブラックペアンシーズン1をおさらいしてください!!

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もくじ

ブラックペアン第1話ネタバレあらすじ

俺の名前は渡海征司郎、東城大学医学部付属病院の外科医だ。この病院に訪れたのは、帝華大学の教授、西崎啓介と講師の高階権太。彼らの目的は、佐伯清剛による「佐伯式」と呼ばれる、彼だけができる手術を見ることだった。

佐伯が手術をしている最中、別の患者が大動脈解離で危険な状態になった。佐伯は、横山正にその緊急手術を任せることにした。第3手術室でオペを開始した横山だったが、心臓からの出血が激しくなり、彼はパニックに陥ってしまった。そこに現れたのが俺、渡海征司郎だ。俺は佐伯式の手術を行い、患者を救った。その頃、第1手術室にいた佐伯も無事に手術を成功させていた。

その後、横山が病院を去ることになり、研修医の世良雅志の指導医が横山から俺に変更された。そして、高階が東城大学医学部付属病院に異動してきた。彼は「スナイプ」と呼ばれる最新の手術器具を持ち込み、「スナイプがあれば佐伯式の手術を誰でもできるようになる」と豪語した。

高階の助手として俺が務めることになり、スナイプで皆川妙子の手術を行うことに。しかし、手術を無事に終えて満足げな高階だったが、しばらくして皆川が痛みを訴え始めた。高階が手術の準備を怠り、動脈瘤を見逃していたのが原因だった。

高階は皆川の緊急手術を始めたが、出血量が多くどうにもならなかった。結局、俺がメスを握り、皆川を救うことになった。

これが俺、渡海征司郎の日常だ。挑戦と救命の連続、その中で俺は生きている。

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ブラックペアン第2話ネタバレあらすじ

俺は渡海征司郎だ。東城大学医学部付属病院の外科医として、日々命と向き合っている。

ある日、腹部大動脈瘤の患者・小山が緊急搬送されてきた。当直の世良雅志が俺を探し回っていたらしいが、俺はすでにオペ室にいた。世良が慌てて手術着に着替えて助手を務める中、俺たちは手術を始めた。

手術が終わる直前、俺は「やめた」と言って最後の縫合を世良に任せた。緊張している様子が手に取るようにわかったが、世良は慎重に縫合を行った。だが、血流を遮断していたペアンを外すと、縫合部分から血が噴き出した。「1人殺したな」と俺は世良に言ったが、実際には俺が縫合し直して患者を救った。厳しい言葉だったかもしれないが、外科医にとって一瞬の油断が命取りになることを、身をもって体験させる必要があったんだ。

数日後、元気になった小山が「退院したい」と言い出した。世良が前回の手術はあくまで応急処置で、もう一度手術が必要だと説明したようだ。

そして、カンファレンスの日がやってきた。高階権太が小山の手術をスナイプで行いたいと提案した。佐伯清剛は、高階以外の医者が執刀するという条件でこの提案を受け入れた。後日、関川文則が執刀医に選ばれ、世良は第2助手になった。

縫合の失敗を引きずっている世良は、高階にチームから外してほしいと頼んでいたらしい。外科医を辞めるべきか悩んでいる世良に対し、高階は自分が奪ってきた命の数を片手で示し、「まだ1人も殺していない君が外科医を辞めるのは無責任だ」と言ったそうだ。

そんな中、廊下で高階と出くわした俺に、彼は「賭けをしませんか?世良が外科医を辞めるか辞めないか……」と声をかけてきた。世良が外科医に残れば高階の勝ち、辞めれば俺の勝ちだという。賭け金はお互いの辞表と1000万円。俺は黙って聞いていたが、内心では「くだらない賭け」と思っていた。

スナイプ手術が始まった。順調に進んでいるように見えたが、やはり人工弁が取れて危険な状態に陥った。モニターで様子を見ていた高階がオペ室に駆け込み、すぐに処置を始めたが、心臓を傷つけて大量出血を引き起こしてしまった。

そこで俺の出番だ。「1000万円で揉み消してやる」と言いながら、高階の代わりに手術を引き継いだ。そして再び、最後の縫合を世良に任せた。今度は無事に成功させたようだ。

手術後、世良は外科医を続ける覚悟を固めたらしい。高階は賭けに勝って「これでちゃらですね」と俺に笑顔で言ってきたが、俺にとってはどうでもいいことだった。

俺の仕事は患者を救うことだ。若い医者を鍛えるのも、結局はそのためだ。世良が成長してくれれば、それだけ多くの命が救われる。高階のような腕のいい医者が、自信過剰で患者を危険に晒すこともある。だからこそ、俺は常に冷静さを保ち、必要な時に必要な行動を取る。それが俺のスタイルだ。

これが俺の日常だ。命と向き合い、時に若い医者を鍛え、時に同僚の尻拭いをする。そんな毎日の中で、俺は生きている。手術室は俺のステージであり、メスは俺の武器だ。これからも、俺は命と向き合い続ける。それが俺、渡海征司郎の生き方だ。

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ブラックペアン第3話ネタバレあらすじ

俺は渡海征司郎だ。東城大学医学部付属病院の外科医として、日々命と向き合っている。

最近、興味深い患者が2人入院してきた。楠木と田村だ。2人とも心臓に問題があったが、治療法の希望が違っていた。楠木は佐伯式手術、田村はスナイプ手術を希望していたんだ。

高階が世良にインパクトファクターについて説明しているのを耳にした。医者の評価を決める数値だそうだ。論文が認められればポイントが加算されるらしい。俺にとっては患者を救うことが全てだが、若い医者にとっては気になるものなのかもしれない。

検査の結果、田村は肥大型心筋症を患っていることが判明した。難易度の高い手術になるため、高階の代わりに俺がスナイプを握ることになった。高階は助手だ。

田村の手術当日、俺は心臓を見た瞬間に「やめた」と言ってオペ室から出た。心筋が通常よりかなり薄くなっており、手術をすれば大量出血を引き起こす可能性が高かったからだ。患者の命を危険にさらすわけにはいかない。

その後、高階は3Dプリンタで田村の心臓模型を作り、世良とともにスナイプを入れられるルートを探っていた。何度も失敗を繰り返していたようだが、俺はとっくに正解のルートを見つけていた。若い医者たちの成長を見守るのも、俺の仕事のうちだからな。

ようやく田村の手術が始まった。その頃、楠木がショックを起こし危険な状態に陥ったという報告が入った。主治医の佐伯は講演会で不在だ。俺は即座に判断を下した。楠木を隣のオペ室に運ぶよう指示し、スナイプを高階に渡して楠木のオペ室に向かった。

楠木の手術は順調に進んだが、高階は難易度の高い田村の手術で手が止まってしまったようだ。「これ以上できない」と言う高階のもとに戻った俺は、次の一手を打った。高階に楠木の手術の続きをするよう命じたんだ。

高階は佐伯式ができないと戸惑っていたが、俺は楠木にもスナイプ手術をするよう指示した。実は俺は、高階がスナイプを入れやすいように、楠木に難しい処置を施していたんだ。そのおかげで高階は無事に楠木の手術を成功させた。俺も田村の手術を成功させた。

後日、佐伯が高階に興味深い話をしているのを聞いた。楠木は日本外科ジャーナルの前編集長で、外科学会にも多大なる影響力を持つ人物だと言うんだ。そして佐伯は、高階が執筆中のスナイプ論文の末尾に、西崎ではなく自分の名前を載せるよう要求した。

俺には、こういった医局の駆け引きはどうでもいいことだ。俺の仕事は患者を救うこと。それだけだ。でも、若い医者たちにとっては重要なことなのかもしれない。高階や世良が成長し、より多くの命を救えるようになれば、それでいい。

これが俺の日常だ。複雑な症例と向き合い、時に若い医者を導き、時に同僚の尻拭いをする。そんな毎日の中で、俺は生きている。手術室は俺のステージであり、メスは俺の武器だ。これからも、俺は命と向き合い続ける。それが俺、渡海征司郎の生き方だ。医療の世界は常に変化し、新しい技術や方法が生まれる。でも、命を救うという本質は変わらない。その本質を忘れずに、俺は前に進み続ける。

ブラックペアン第4話ネタバレあらすじ

俺は渡海征司郎だ。東城大学医学部付属病院の外科医として、日々命と向き合っている。

最近、高階がスナイプに関する論文を書いているらしい。順調に進んでいるようだが、最高責任者を誰にするかで揺れているようだ。佐伯と西崎、両方から圧力をかけられているらしいな。インパクトファクターってやつが欲しいんだろう。俺には関係ないことだが。

ある日、小春という少女が転院してきた。心臓の僧帽弁閉鎖不全だ。血液が固まりにくく、輸血アレルギーもある。難しいケースだ。佐伯式は使えない。スナイプ手術しかないだろう。

カンファレンスの日、佐伯が俺に小春の手術をやれと言ってきた。断ったさ。すると佐伯は「今後はオペには一切関わらなくて良い、出ていきなさい」とまで言い放った。結局、高階が執刀医になったようだ。

高階は必死にシミュレーションを繰り返していたが、うまくいかないらしい。そりゃそうだ。あいつにはまだ早い手術だ。

ある日、高階が俺のところにやってきた。「小春のためにスナイプを日本に持ってきた」なんて言い出してさ。そして、自分の代わりに手術をしてくれと頼んできた。「じゃあ殺せよ」と言って、その場を去った。

高階が追いかけてきたので、スナイプの設計図を見せてやった。欠点を指摘し、カテーテルにスナイプを付けるという新しい手術法を提案した。高階は「こんな最高難度のオペは渡海先生にしか出来ない」と言ったが、そんなことはない。ただ、今回は俺しかできないだけだ。

佐伯が俺の執刀を認めたので、オペ室に入った。小春の手術は無事に成功した。難しい手術だったが、俺にとっては日常茶飯事だ。

その夜、高階が感謝を伝えに来た。俺は彼に忠告した。「佐伯を信じるな、あの男は自分の身に危険が及ぶと感じたら平気で誰でも切り捨てる」とな。高階がどう受け止めたかは知らないが、いつか分かる日が来るだろう。

後日、高階の論文が医療ジャーナルに掲載されたらしい。最高責任者の欄には佐伯と西崎、両方の名前が書かれていたそうだ。西崎の指示だったとか。

高階は「これでインパクトファクターは私と西崎教授のものだ。もう東城大に用はない」とつぶやいたらしい。まあ、予想通りだな。

俺には関係のない話だ。俺の仕事は患者を救うこと。それだけだ。高階や佐伯、西崎がどんな駆け引きをしようと、俺には関係ない。ただ、彼らの争いが患者の命を危険にさらすようなことがあれば、俺が出て行くしかないだろうな。

これが俺の日常だ。複雑な症例と向き合い、時に若い医者を導き、時に同僚の尻拭いをする。そんな毎日の中で、俺は生きている。手術室は俺のステージであり、メスは俺の武器だ。これからも、俺は命と向き合い続ける。それが俺、渡海征司郎の生き方だ。医療の世界は常に変化し、新しい技術や方法が生まれる。でも、命を救うという本質は変わらない。その本質を忘れずに、俺は前に進み続ける。

ブラックペアン第5話ネタバレあらすじ

高階の論文のおかげで、西崎のインパクトファクターが佐伯を上回ったらしい。学会の新理事長は西崎になりそうだ。まあ、俺には関係ない話だがな。

ある日、俺は小春の術後経過を確認していて、気になる点を見つけた。すぐに佐伯のところに行って「詳しい血液検査を実施してください」と頼んだ。佐伯は俺の報告を受けて、日本外科ジャーナルの編集長・池永英人に論文の撤回を要求したらしい。池永は「血液検査の結果を見て判断する」と返事をしたそうだ。

そして案の定、小春の心臓に感染が広がっていることが判明した。いつ心不全が起きてもおかしくない状況だ。俺は薬物治療を勧めたが、高階はダーウィンという手術支援ロボットの使用を提案してきた。確かにダーウィンなら超精密な手術が可能だが、東城大にはない。

佐伯は小春の主治医を高階から俺に変更した。俺はネスパという治験薬を小春に導入することにした。ネスパは血液を増やす効果がある造血剤だ。万が一の事態に備えてな。

高階は帝華大に行って、ダーウィンを使わせてくれと頭を下げたらしい。西崎は自分の部下の松岡に執刀させる条件で許可したそうだ。

小春の手術当日。西崎と池永が見守る中、松岡が手術を始めた。順調に進んでいたが、突然ダーウィンの操作ができなくなった。左右のアームが重なってしまったんだ。出血量が増え、小春は危険な状況に陥った。

そこで俺の出番だ。「小さな子供の体を想定せずに、アームを調整しなかったお前が悪い」と松岡に言って、開胸手術を始めた。俺はこの日のために、ネスパで小春の血をためていたんだ。

手術は無事に成功した。モニターで見ていた医師や看護師たちが拍手する中、西崎は無表情で立ち去っていった。あいつは負けず嫌いだからな。

その後、佐伯のところに1枚のディスクが届いたらしい。中身は肺のレントゲン写真で、肺の中にペアンが写っていたそうだ。これは面白いことになりそうだな。

俺にとっては、こういった医局の駆け引きや権力争いは所詮どうでもいいことだ。俺の仕事は患者を救うこと、それだけだ。小春を救えたことが何より重要だ。

ただ、こういった争いが患者の命を危険にさらすようなことがあれば、俺は黙っていられない。ダーウィンの件も、結局は患者のことを第一に考えていなかったから問題が起きたんだ。

これが俺の日常だ。複雑な症例と向き合い、時に若い医者を導き、時に同僚の尻拭いをする。そんな毎日の中で、俺は生きている。手術室は俺のステージであり、メスは俺の武器だ。

これからも、俺は命と向き合い続ける。それが俺、渡海征司郎の生き方だ。医療の世界は常に変化し、新しい技術や方法が生まれる。でも、命を救うという本質は変わらない。その本質を忘れずに、俺は前に進み続ける。

そして、このペアンの写真が何を意味するのか、どんな結果をもたらすのか。俺は静かに見守っていくつもりだ。医療の世界に潜む闇と向き合い、患者のために戦い続けることが、俺の使命なのだから。

ブラックペアン第6話ネタバレあらすじ

渡海征司郎だ。

最近、妙なことが続いている。看護師の花房美和が母さんと出会ったらしい。治験コーディネーターの木下香織も一緒だったとか。3人で食事に行くことになったそうだ。

母さんが俺の父親のことを話したらしい。東城大で外科医をしていたって。「写真があるけど見たい?佐伯先生も写っているのよ」なんて言ったそうだ。そこで突然、母さんが倒れた。東城大に運ばれて、心臓に粘液腫が見つかった。すぐに緊急手術が行われた。

その翌日、カエサルという日本初の手術支援ロボットが東城大に届いた。国産ダーウィンだそうだ。西崎がプロジェクトリーダーだとか。佐伯は高階をカエサルの担当に指名したらしい。

ところが、母さんの体に腫瘍が取り残されていることが分かった。俺は手術を担当した黒崎誠一郎を厳しく追及した。そして病院に対して、和解金2000万円を要求した。佐伯が「私が再手術を執刀しよう」と言ってきたが、「お断りします」と断った。あいつには任せられない。

高階が母さんの病室を訪れたらしい。カエサルを使った手術を提案したそうだ。母さんは何か条件を出して同意したらしい。

そして突然、母さんの容態が悪化した。緊急手術が必要になり、高階がカエサルと共にオペ室に入った。順調に進んでいるように見えたが、突然の出血。母さんの血液は特殊で、輸血用の血液が足りないという状況になった。

俺はモニターで状況を見ていたが、我慢できずにオペ室に向かった。身内の手術は病院の規則で禁止されているが、そんなことは関係ない。俺は母さんの開腹手術を始めた。高階が自分の血を母さんに輸血してくれた。あいつ、母さんと同じ血液型だったんだな。

手術は無事に成功した。後で聞いたが、母さんが事前に出していた条件は「もし自分が危険な状態になった場合、最後の執刕は息子にお願いしたい」というものだったそうだ。患者の希望は何よりも優先される。だから俺は処罰を免れた。

後日、廊下で高階とすれ違った。あいつは佐伯の執刀に反対した理由を聞いてきた。俺は「あいつは俺の親父を裏切った」と答えた。

これが俺の日常だ。複雑な症例と向き合い、時に身内の命と向き合う。そんな毎日の中で、俺は生きている。手術室は俺のステージであり、メスは俺の武器だ。

母さんの手術は成功したが、まだ終わっていない。佐伯と親父の過去、そして俺自身の過去。全てが繋がっているような気がする。これからも、俺は真実を追い続ける。それが俺、渡海征司郎の生き方だ。

医療の世界は常に変化し、新しい技術や方法が生まれる。でも、命を救うという本質は変わらない。その本質を忘れずに、俺は前に進み続ける。そして、いつか全ての真実を明らかにする日が来るだろう。その日まで、俺は戦い続ける。患者のために、そして俺自身のために。

ブラックペアン第7話ネタバレあらすじ

俺が渡海征司郎だ。

最近、俺は帝華大に引き抜かれた。西崎のやつ、理事長選が終わるまで俺に何もさせないつもりらしい。まあ、いいさ。俺には俺のやり方がある。

東城大では、富沢が佐伯のところに行って、山本祥子のカエサル手術を頼んだらしい。佐伯は患者情報が漏れていることに気づいたようだな。あいつの顔が曇るのが目に浮かぶよ。

俺がいる帝華大では、武田という医者が手術をしていた。患者の容態が急変したんだが、あいつは無理やり手術を終わらせようとした。俺は我慢できずに介入した。「帝華大が研究しているのは隠蔽か?お前の退職金1千万でもみ消してやる」って言ってな。そして手術を引き継いで、無事に成功させた。

祥子のカエサル手術の日。執刀は黒崎で、助手は高階だった。難易度が低い手術だったから順調に進んでいたようだ。ところが高階が血栓を発見した。守屋院長はそのまま閉じるよう指示したらしいが、高階は「私が処置します」と言って手術を続行した。結果的に成功したようだな。

そうこうしているうちに、面白いことが分かった。帝華大に東城大の患者データを流していたのは、東城大の看護師・宮元亜由美だったんだ。父親の入院と引き換えにな。守屋院長のやることだ。

佐伯は守屋院長に、俺の受け入れを命じたらしい。「渡海の給料は自腹で払え」ってか。あいつらしいな。

そして西崎の部屋には池永がいたそうだ。「西崎先生がおっしゃっていたことが本当なら、佐伯先生は研究者として大いに問題がある」なんて言ってたらしい。

こうして見ると、医療界は権力争いと隠蔽の連続だ。患者のことを第一に考えているのは、果たして誰なんだろうな。

俺? 俺はただ患者を救うだけだ。それが俺の仕事だ。どこの病院にいようと、誰が上司だろうと関係ない。俺のメスは患者のためにある。

佐伯と西崎の争い、守屋院長の隠蔽工作、そして俺の父親の過去。全てが繋がっているような気がする。俺は真実を追い続ける。それが俺、渡海征司郎の生き方だ。

医療の世界は常に変化し、新しい技術や方法が生まれる。でも、命を救うという本質は変わらない。その本質を忘れずに、俺は前に進み続ける。

カエサルだろうが、スナイプだろうが、結局のところ大事なのは執刀医の技術と判断力だ。機械に頼りすぎるのは危険だ。俺はこれからも、自分の目と手を信じて手術を続けていく。

そして、いつか全ての真実を明らかにする日が来るだろう。その日まで、俺は戦い続ける。患者のために、そして医療の未来のために。これが俺の使命だ。

ブラックペアン第8話ネタバレあらすじ

俺がは渡海征司郎、東城大の外科医だ。俺の耳に届いた話では、西崎教授が提案して、カエサルの披露手術を東城大で行うことが決まったらしい。執刀は西崎で、助手は俺と高階、それに世良が務めることになっている。

ある日、俺が「飯沼達治」という名前でID検索をしていたところ、西崎が俺の背後にやって来て、「どうしてそんな患者を調べているんだ?」と尋ねてきた。だが、俺は何も話さなかった。彼に何かを説明する必要などないからだ。

そんな折、小林隆一という患者が東城大にやって来た。隆一の父親はさくら病院の院長だという。多くの患者が佐伯教授の手術を待っている中で、隆一は飛び込みで手術を受けることが決まった。俺はこの異例の対応に何か裏があると感じていた。

最近、佐伯教授が外出することが増えた。不思議に思った世良と美和が尾行すると、佐伯はさくら病院で検査を受けていることが判明した。東城大に戻った世良はそのことを俺に報告してきた。「どこか体調が悪いんですかね」と心配そうに話す世良に対し、俺は「心臓だ」と冷静に答えた。

カエサル手術の日がやって来た。予定では工藤という患者が手術を受けることになっていたが、俺の希望により急遽、隆一に変更となった。しかし、オペ室にやって来た西崎は俺たちを追い出し、「帝華大のスタッフだけで手術を行う」と宣言した。

手術が始まったが、スタッフたちの連携が上手くいかず、大量出血で隆一は危険な状態に陥った。モニターで手術の様子を見ていた俺は、黙っていられずオペ室に飛び込み、止血を始めた。

その時、佐伯がオペ室に現れ、「代われ渡海、邪魔だ」と言い、手術を引き継いだ。彼の手際は見事だった。手術は無事に成功した。

その後、俺は隆一の父である小林院長のもとを訪れた。さくら病院には隠したい何かがあることを知っていた俺は、「東城大には知られたくない患者がいる。佐伯はその患者を診ている」と告げ、核心に迫った。「誰だ?名前は?」と小林に詰め寄ると、彼は「飯沼達治」と答えた。

その頃、手術を終えて廊下を歩いていた佐伯が突然倒れたという知らせが入った。俺は何かを悟り、急いでどこかへ走り出した。

この日、東城大の廊下は静寂に包まれ、俺の足音だけが響いていた。すべての糸が絡み合い、真実に向かって収束していく感覚があった。果たしてこの先に何が待ち受けているのか、俺は自分の直感に従って進むしかなかった。

ブラックペアン第9話ネタバレあらすじ

俺は渡海征司郎、東城大の外科医だ。先日、佐伯教授の左冠動脈に狭窄が起きていることが判明し、彼はいつ心筋梗塞になってもおかしくない状態にあった。早急な手術が必要だった。

その頃、俺は飯沼達治に会うため、さくら病院にいた。しかし、すでに佐伯が退院の指示を出していたため、院内に飯沼の姿はなかった。失望感を抱えつつ東城大に戻った俺は、佐伯の手術を引き受ける意思を見せたが、佐伯本人から執刀を断られた。佐伯はカエサルによる手術を希望し、執刀医は黒崎が務めることになった。

佐伯の手術は非常に難易度が高く、黒崎は何度シミュレーションを行っても成功しなかった。焦燥感に駆られた黒崎は、高階に自分の代わりに佐伯の手術をしてほしいと頭を下げた。高階はその申し出を快く承諾した。

後日、世良は黒崎から俺の父親、渡海一郎について話を聞いた。一郎はかつて立派な医者だったが、手術の際に患者の体内にペアンを置き忘れてしまい、その失態が原因で東城大を追い出されている。そして、その患者が飯沼達治だったのだ。

ある日、世良は池永のもとを訪れ、佐伯の手術に関するアドバイスを求めた。池永は「佐伯教授と似た症例の論文を見たことがある」と言い、その論文を取り寄せてくれることになった。

その後、佐伯が心筋梗塞を起こし、緊急オペが始まった。高階がカエサルを操ったが、タイムリミットまで15分を切ったところで手の施しようがなくなってしまった。絶望感が漂う中、カエサルが勝手に動き始めた。実は、俺が別室から遠隔操作でカエサルを動かしていたのだ。高階はイヤホン越しに聞こえてくる俺の指示に従い、手術を進めた。

手術は無事に成功し、佐伯は一命を取り留めた。その後、俺が行った遠隔操作によるカエサル手術は、論文となり医療ジャーナルに掲載された。

佐伯の病室を訪れた俺は、再び飯沼の居場所を尋ねた。しかし、佐伯は「それだけは言えない」と答えた。

その頃、美和は極秘入院している患者の世話をしていた。その患者こそが飯沼達治だった。

すべての糸が絡み合い、真実が徐々に明らかになっていく中、俺は次の一手を考え始めていた。過去の因縁と今の状況が複雑に絡み合うこの状況で、俺が果たすべき役割は何かを見極めるために。

ブラックペアン第10話最終回ネタバレあらすじ

俺は渡海征司郎、東城大の外科医だ。ある日、東城大の特別個室に入院している飯沼達治が急に苦しみだした。佐伯教授の指示を受け、美和が止血剤を用意する間、飯沼の容態が悪化するのを感じた。美和が看護師長を呼びに行っている間、高階が特別個室に駆けつけ、応急処置を施した。

理事長選の日、俺は飯沼の病室を訪れた。「ペアンが体の中に入っているからレントゲンを撮りましょう」と飯沼に話しかけたが、飯沼は「佐伯先生の言うことしか信じない」と言って検査を拒否した。その直後、飯沼の容態が急変した。俺は急いで飯沼のレントゲン撮影を行い、その間に高階が現れた。

俺は高階に向かって、「俺の親父は医療過誤をなすりつけられたんだ。全て佐伯の仕業だ」と告げた。飯沼の体内に残されたペアンの真実を暴くため、俺と高階は佐伯に内緒で飯沼の手術を開始した。

一方で、俺が飯沼と接触していることに気付いた佐伯は、理事長選を抜け出して東城大に戻ってきた。オペ室に入ってきた佐伯は、「そのペアンを外すな」と俺に命令したが、俺は佐伯の指示を無視してペアンを取り除いた。すると、飯沼は大量出血し、危険な状態に陥った。

出血を止められない俺の代わりに、佐伯が処置を始めた。佐伯は数年前、飯沼の手術を担当した際、出血を止めるために意図的にペアンを体内に残していたのだ。その後、佐伯の不在時に急患で運ばれてきた飯沼の手術を行った俺の父、一郎も、佐伯の指示でペアンを残したまま胸を閉じた。しかし、一郎がペアンを置き忘れたと誤解した黒崎が医療過誤を訴えたため、一郎は東城大を去ることになったのだ。

再びペアンで止血を行った佐伯は、飯沼の手術を無事に終えたが、その直後に意識を失った。すぐに俺と高階が佐伯の手術を行い、無事に成功させた。

その頃、理事長選では佐伯の代わりに池永がスピーチをしていた。そして投票の結果、佐伯が新理事長に選ばれた。退院した佐伯は病院の改革に着手し、若き医師たちの指導に力を注いだ。

一方、俺は静かに東城大を去った。父の名誉を回復し、自分自身も新たな道を歩むために。どこか遠くの病院で、俺は今も患者を救い続けている。過去の因縁を超え、新しい未来を切り開くために。

ブラックペアン2最終回ネタバレありのあらすじ!

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