【最愛】第1話ネタバレありのあらすじ！
私は真田梨央。社長として忙しく立ち回っているけれど、心の奥底では常に15年前のあの日々が渦巻いている。成功した実業家として周りから羨望の眼差しを向けられる今でさえ、あの頃の痛みと後悔が私を離さない。
2006年、岐阜の静かな町で、私は希望に満ちた高校3年生だった。父と弟の優との生活は平和で、白山大学陸上部の寮で暮らす日々は幸せそのものだった。そして大輝…彼との甘く切ない恋は、私の心を高鳴らせ続けていた。
でも、その幸せは脆くも崩れ去った。寮での恐ろしい事件と突然の父の死。あの日の悲しみと絶望感は今でも鮮明に蘇る。村中が騒然となった康介の失踪。私の世界は一瞬にして暗闇に包まれた。
それでも、私は前を向かなければならなかった。東京行きを決意した時、胸は張り裂けそうだった。大輝に別れも告げずに去ることは、私の心に大きな傷を残した。でも、父の死の悲しみと弟を守らなければという使命感が、その痛みさえも押し流してしまった。
そして今、15年の時を経て、私の前に再び大輝が現れた。彼の制服姿を見た瞬間、押し殺していた感情が一気に噴き出しそうになった。でも、今の私は成功者のマスクをかぶっている。過去の弱く傷ついた梨央を見せるわけにはいかない。
この再会が何を意味するのか、私にはまだわからない。でも、心の奥で何かが大きく動き出すのを感じている。過去と向き合い、隠してきた本当の自分を受け入れる時が来たのかもしれない。これからの人生で、私は何を選び取るべきなのか。答えは見つかっていないけれど、もう逃げることはできない。大輝との再会を機に、私は新たな一歩を踏み出す覚悟を決めた。
【最愛】第2話ネタバレありのあらすじ！
胸に重苦しいものが広がる。警察の取調室で、大輝たちの鋭い視線に耐えながら、私は渡辺昭の死について問われる。何も知らないと繰り返すしかない。しかし、大輝は私の嘘を見抜いている。一方、加瀬さんは真田ウェルネスの専務、後藤さんから追及を受けていた。彼は私のことを心配し、弁護士として立ち会ってくれる。彼の言葉には、私を守ろうとする強い意志が感じられた。そんな中、大輝は今回の殺人事件と15年前の事件の関連を探り始める。
2007年、私は真田家にやってきたばかりだった。
新しい環境に戸惑い、孤独な日々を送っていた。
その頃、白山大学陸上部で麻薬事件が。しばらくして帰省した私は、優から携帯電話を渡される。
中には恐ろしい映像が映っていた。薬で眠らされた私を康介が襲おうとし、それを止めようとした優が誤って康介を刺してしまう瞬間だった。優は病気のせいか、何をしたのか覚えていなかった。すべてを知った私は、動画を消した。
しかし、その後、優はいなくなった。
優がいなくなったことで、私は深い傷を負った。何もかもが変わってしまった2021年、大輝は私の元に現れ、友達として話を聞いてほしいと頼む。「秘密は守る」という彼の言葉に、私はどれだけの信頼を置けるかを考えた。私の心には多くの秘密があった。それを彼に話すことで、何が変わるのだろうか。それでも、私は決意を固めた。
重苦しい過去と現在が交錯する中、真実が少しずつ明らかになっていく。
【最愛】第3話ネタバレありのあらすじ！
大輝から話を聞かせてほしいと頼まれた私は、彼を連れて行きつけのもんじゃ焼き屋へと向かうことにしました。2人でしばし思い出話をした後、私は事件についてきちんと話し始めました。自分は殺していないと告げました。
その後、大輝は署に戻り、私の言っていることに矛盾がないことを確認したそうです。
そんな中、真田ウェルネスに脅迫メールが届き、後藤は間近に迫った事業説明会を中止するよう言ってきました。しかし、私は彼の言葉に耳を貸さず、当初の予定通り説明会を始めることにしました。
そしてついに始まった説明会。
警備員に変装して会場に紛れ込んでいた男が、控室にいた私にナイフを。
彼は、自分の会社から真田ウェルネスに研究員を引き抜かれたことで自分の会社がつぶれたんだ！
そのため、彼は今回の騒動を引き起こしたのです。
【最愛】第4話ネタバレありのあらすじ！
真田ウェルネスに関する記事が出回った。
私は会社内で孤立することに。
後藤からは、何かあったら責任を取れと言われた。
そんな中、真田ウェルネスの新薬を中傷するネットニュースが。
治験に悪影響が。
社員たちも不安を感じたようだが、私は役員会に出席することにした。
役員会当日、私は後藤から、一連の騒動について責められました。私が情熱を注いでいる創薬事業は、現段階で収益がゼロなだけでなく、事件や騒動の影響で治験の実施も危うく、今後どうなるかもわからないと指摘されました。
でもその時、治験コーディネーターから連絡があり、一度は治験を中断しようとしていた女性が再び治験に参加したいと言ってきました。私の創薬への情熱が伝わり、たとえ危機的状況でも応援してくれる人がいたのです。
私は1年以内に結果を出すと約束し、母の梓がその約束を認めてくれたため、後藤さんたちも渋々認めることになりました。
その一方で、大輝さんたちはついに情報屋・生田誠の居場所を突き止めました。大輝さんは追跡しましたが、相手を逃してしまいました。ところが、その直後、誠から非通知で電話がかかってきました。彼は、自分が借りているマンスリーマンションにあるPCの中に、とあるファイルがあると告げ、大輝さんのことを「大ちゃん」と呼びました。
驚いたことに、その情報屋の正体は、私の弟である優でした。
ファイルの中には、私以外の誰かが昭さんの首を絞めている場面が映っていました。私も同じファイルを優から送られていました。その後、待ち合わせ場所で私は優と再会。
そして優は私に、昭さんを殺したのは自分だと告白したのです。
【最愛】第5話ネタバレありのあらすじ！
弟の優から衝撃的な話を聞いた私は、最初はショックで受け入れられませんでした。しかし、加瀬さんの助けでホテルで再会した時、胸が詰まるほど嬉しく、「ずっと会いたかった」と心からの言葉が溢れました。
優は東京での苦悩や、自分の罪に気づいて姿を消したこと、そして自首する決意を語りました。優の苦しみを聞くたびに、私の心は痛みで押しつぶされそうでした。
白川に戻った私たちは、父のパソコンで衝撃の動画を見つけました。父が自ら罪を告白する映像を見て、私は複雑な思いに襲われました。父への感謝と悲しみ、そして家族を守ろうとする強さに心を打たれました。
警察が来た時、優を失うかもしれない恐怖で体が震えました。でも、優の決意を見て、私も勇気を奮い起こしました。優が連れて行かれる姿を見送りながら、悲しみと共に、これが新たな始まりだという希望も感じました。
加瀬さんに助けを求めた時、私の中に強い決意が芽生えました。家族のために、そして真実のために戦う覚悟ができたのです。この経験を通じて、私は成長し、より強くなったと感じています。
【最愛】第6話ネタバレありのあらすじ！
私、梨央は、弟の優が警察に連れていかれた時、心が張り裂けそうでした。不安と恐怖で夜も眠れませんでしたが、友人たちの支えが私の希望の光となりました。
加瀬さんが優の無実を証明しようと奔走してくれて、私は深い感謝と安堵を感じました。証拠が次々と見つかり、優の無実が明らかになっていく過程で、私の心は希望と期待で震えていました。
優が釈放された時の喜びは言葉では表せないほどでした。でも同時に、大輝の立場が悪くなってしまったことに胸が痛みました。大輝との別れを決意した夜、私の心は悲しみで満たされていましたが、それが正しい選択だと信じていました。
優との新生活は幸せそのものでした。加瀬さんも含めた3人での楽しい時間は、まるで夢のようでした。しかし、橘しおりの突然の出現に、私の心は再び不安と緊張に包まれました。15年前の事件の影が、まだ私たちの上に落ちていることを感じ、これから何が起こるのか、恐れと好奇心が入り混じった複雑な感情でいっぱいになりました。
【最愛】第7話ネタバレありのあらすじ！
しおりの「殺されたってしかたない」という言葉を聞いた時、私は深い悲しみと怒りを感じました。大切な人たちをそんな風に扱う冷酷さに、胸が張り裂けそうでした。思わず犯人かと問いかけましたが、しおりの謎めいた表情に不安が募りました。
その後のしおりの突然の死は、私を shock と混乱の渦に巻き込みました。悲しみと自責の念が押し寄せ、もし彼女の言葉の裏にある本当の思いに気づいていれば…という後悔が私を苦しめました。
しおりの最後の表情が頭から離れず、彼女が抱えていた秘密や苦しみを想像するたび、胸が痛みました。言葉の持つ力、そして人の気持ちに寄り添うことの大切さを痛感し、深く考えさせられました。
この経験から、私は人々の内なる思いにもっと敏感になろうと決意しました。優しさと理解の言葉が、時に人の人生を変えることができるのだと強く感じています。しおりとの出来事は悲しいものでしたが、それが私の心に大きな変化をもたらしたのです。
【最愛】第8話ネタバレありのあらすじ！
私は梨央。秘書のしおりの死を聞いた時、衝撃で体が震えました。警察の事情聴取を受けながら、最後に会った時の彼女の表情が頭から離れませんでした。
会社に戻ると、さらなる衝撃が待っていました。後藤専務の不正流用。母の冷静な態度に戸惑い、何か隠しているのではないかという疑念が湧きました。母の苛立ちを見て、胸が締め付けられる思いでした。
そんな混乱の中、大輝が訪ねてきました。彼との時間は心が和らぐひと時でしたが、同時に複雑な感情も芽生えました。事件解決と新薬開発の板挟みで、心が揺れていました。
後藤の別荘で見つけた10億円。その額の大きさに目を疑いましたが、それ以上に会社の闇の深さに恐れを感じました。加瀬の助言に従いながらも、正しい判断ができているのか不安でなりませんでした。
家で優の記憶喪失を知り、心配と焦りで胸がいっぱいになりました。彼を励ましながら、自分自身も強くならなければと感じました。
そして、ボールペンの件。母から真実を聞いた時、驚きと共に、この事件の複雑さに圧倒されそうになりました。信頼していた人々が皆、疑わしく思えてきて、誰を信じればいいのか分からなくなりました。
これらの出来事を通して、私は社長としての責任の重さを痛感し、同時に真実を追究する決意を固めました。混乱と不安の中にいても、前に進むしかないのだと、自分に言い聞かせています。
【最愛】第9話ネタバレありのあらすじ！
梨央です。最近、本当に大変なことばかりで、心がグルグル回っています。
まず、特別なペンの持ち主のことで驚きました。それから、お母さんの行動が怪しくて、心配になりました。加瀬さんがペンを見せてくれた時はホッとしたけど、お母さんがペンをなくしたって言ったら、また不安になりました。
パーティーで記者が会社のお金の問題を教えてくれた時は、頭の中が真っ白になりました。次の日、新聞に出た記事で、みんなから悪く言われて、すごく悲しかったです。何も悪いことしてないのに、どうしてこんなことになるんだろうって、泣いちゃいました。
警察の人がお母さんにアリバイがないって言った時は、もっと心配になりました。大輝さんがお母さんと藤井さんが話しているのを見たって聞いて、もっともっと不安になりました。
加瀬さんが新聞の記事を止めてくれて、ちょっと安心したけど、テレビでも話題になって、記者さんたちに追いかけられるのは本当に嫌でした。
お母さんが記者会見で全部自分が悪いって言った時は、涙が止まりませんでした。お母さんは私たちのために自分を犠牲にしたんです。
後藤さんが会社から逃げ出そうとした時、止めようとしたら階段から落ちちゃって、血だらけになった姿を見て、すごくショックでした。
大輝さんが15年前の事件のことを話しているのを聞いて、もう何が本当なのか分からなくなりました。
頭の中がグチャグチャで、心が壊れそうです。でも、諦めちゃいけないんです。お母さんのため、そして私自身のために、本当のことを見つけ出さなきゃいけないんです。
どんなに辛くても、負けません。これからも前を向いて、強く生きていきたいです。きっと真実を見つけられると信じています。
【最愛】第10話最終回ネタバレありのあらすじ！
こんにちは、梨央です。15年前の事件について、新しい情報が明らかになりました。
同僚の藤井と話していると、青木さんが事件当夜の証言をしてくれました。大輝は自分のアリバイを示し、捜査に協力的でした。私は会社のために、真田家が経営から離れることを決意しました。
しおりの事件は自殺として処理され、昭の事件も未解決のままでした。その後、大輝が捜査一課に戻り、しおりの死亡時刻の間違いを発見。そこから、加瀬にアリバイがないことが分かりました。
新薬が承認され喜んでいる中、大輝から加瀬への電話で、過去の事件すべてに加瀬が関わっていたことが明らかになりました。加瀬は私を守るためにそうしたと言い、姿を消しました。
時が経ち、私は大輝と父のお墓参りに行きました。大輝は真実を隠そうとしていましたが、私たちの人生は新しい方向に進んでいくのです。
この経験を通じて、真実の複雑さと、人々の行動の裏にある思いの深さを学びました。これからも、前を向いて生きていきたいと思います。
「光る君へ」ネタバレあらすじ第26話「いけにえの姫」2024年6月30日放送
