光る君へネタバレ35話あらすじ最新版を解説しています。

光る君へネタバレあらすじ34話最新版

もくじ

1分で読める光る君へネタバレ35話あらすじ

私、まひろは藤壺で「光る君」の物語を書いていた。道長様が金峯山寺への厳しい参拝から戻られ、私を訪ねてこられた。彰子様の懐妊を祈って命がけの旅をされたのに、その願いはまだ叶わぬようだった。

道長様は私の書いている物語に興味を示され、その場で読み始められた。光る君の不義密通の場面を読まれ、私に尋ねられた。「どのような心積もりでこれを書いたのだ」

私は答えた。「わが身に起きたことにございます。ひとたび物語となってしまえば、わが身に起きたことなぞ、ささいなことになってしまうのでございます」

後日、彰子様が「光る君」の続きをお読みになり、登場人物の「若紫」が自分に似ていると仰った。「この娘は、これからどうなるのであろうか」と彰子様が問われ、「光る君の妻になるのがよい」とお答えになった。

その言葉に、一条天皇の真の妻になりたいという願いを感じ取った私は、「その息づくお心の内を、帝にお伝えなされませ」と申し上げた。

ちょうどそのとき、一条天皇が藤壺を訪れ、彰子様は「お上! お慕い申しております!」と想いを伝えられた。

この出来事が一条天皇の心を動かし、寛弘四年の暮、彰子様は初めて一条天皇と結ばれたのだった。

3分で読める光る君へネタバレ35話のあらすじ

私はまひろ。この物語の主人公であり、光る君の物語を書き進める作家である。

あの日、道長様が金峯山寺への参拝のために旅立ったとき、その旅が命懸けのものであることは誰もが知っていた。険しい山道を越え、京を発って九日目にようやく山上本堂にたどり着いた道長様の一行。道長様はそこで数々の仏事を催し、最後に本堂の蔵王権現に自ら書き写した経典を捧げ、経塚に埋めた。

都へ戻った道長様が私を訪ねて来られたとき、藤壺にて一条天皇と中宮・藤原彰子様の様子を尋ねられた。

「お変わりございませぬ」と私は答えた。

道長様は彰子様の懐妊を祈るために身を危険にさらしてまで参拝に赴かれたが、その願いはまだ叶いそうもなかった。旅の疲れが残る道長様が、私が「光る君」の物語を書き進めていると知ると、その場で読み始められた。物語には、光る君の不義密通の話が描かれていた。道長様は、その内容をどういう心積もりで書いたのかと私に問うた。

「わが身に起きたことにございます。一度物語となってしまえば、わが身に起きたことなぞ、ささいなことになってしまうのでございます」と私は答えた。

後日、「光る君」の物語の続きを読んだ中宮・彰子様は、登場人物である「若紫」がまるで自分のようだと私に述べられた。幼い頃に入内し内裏で育った彰子様は、幼いうちに光る君に引き取られて育てられる若紫の姿に、自分と共通するものを感じていた。

「この娘は、これからどうなるのであろうか」と彰子様は問われた。

「中宮様はどうなればよいとお思いでございますか」と私は尋ね返した。

「・・・・・・光る君の妻になるのがよい」と彰子様は答えた。

その言葉には、一条天皇の真の妻になりたいという彰子様の願いが込められていることを、私は感じ取った。そして、その想いを一条天皇に伝えてはどうかと私は彰子様に促した。

「その息づくお心の内を、帝にお伝えなされませ」と私は言った。

ちょうどそのとき、一条天皇が藤壺を訪れられた。彰子様は一条天皇への想いを言葉にされた。

「お上! お慕い申しております!」

その言葉は、一条天皇の心を動かした。寛弘四(1007年)年の暮れ、彰子様は一条天皇と初めて結ばれたのである。

物語の一場面を描きながら、私はこの世の儚さと人々の深い感情を思い知らされた。私の物語の中で生きる登場人物たちの運命が、現実の人々の運命と重なり合うかもしれない。

【光る君へ】ネタバレあらすじ第36話

光る君へネタバレ35話感想と考察

放送後にお届けします。

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