1分でわかる「光る君へ」ネタバレ第32話まひろの語りであらすじ解説。

「光る君へ」ネタバレあらすじ第31話2024年8月4日

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1分で読め光る君へネタバレあらすじ第32話

寛弘二年、私まひろは思いがけず宮中に仕えることになりました。一条天皇が私の物語に興味を持たれ、道長様のご配慮で中宮彰子様の女房として仕えることになったのです。

父は喜んでくれましたが、娘の賢子を置いていくのは辛いものがありました。しかし、この機会を逃すわけにはいきません。

宮中では政治の動きが慌ただしく、伊周様の復帰など、複雑な状況が続いています。そんな中、安倍晴明様の死や内裏の火災など、不吉な出来事も重なりました。

いよいよ出仕の日、父が「おなごであってよかった」と言ってくれたことに、胸が熱くなりました。しかし、宮中での最初の日は冷ややかな雰囲気に包まれていました。

これからの日々は試練の連続になるでしょうが、自分の才能を信じ、物語を通じて宮中の人々の心を動かしていきたいと思います。私の新しい物語が、ここから始まるのです。

3分で読め光る君へネタバレあらすじ第32話

寛弘二年の春、脩子内親王様の裳着の儀式が行われました。その日、一条天皇が伊周様を大納言の上座に座らせるようお命じになったと聞き、驚きました。道長様を牽制なさるおつもりなのでしょうか。

その後、道長様が伊周様と隆家様を漢詩の会に招かれたことも耳に入りました。さらに天皇が道長様に、伊周様を陣定に参加させるよう命じられたとも。世の中の動きが急に慌ただしくなった気がしました。

そんな中、道長様が私を訪ねてこられ、一条天皇に献上した私の物語が天皇のお気に召さなかったとおっしゃいました。しかし、私はむしろ安堵しました。「書きたいものを書こうと思っております」とお伝えすると、道長様は深い理解を示してくださいました。

思いがけず、一条天皇が私の物語をお読みになったと知りました。天皇は私の博学ぶりにお感心くださり、続きも読みたいとおっしゃったそうです。そして道長様から、中宮彰子様の女房になるよう勧められました。

父に相談すると、「わが家の誇りだ」と喜んでくれました。賢子のことが心配でしたが、父に預けることにしました。

九月には安倍晴明様が亡くなられました。その直前、晴明様は道長様の家の栄華を予言されたそうです。世の中が大きく動いていくのを感じます。

十一月、いよいよ藤壺を訪れ、彰子様にご挨拶しました。赤染衛門様に内裏を案内していただきましたが、その夜、皆既月食と同時に内裏で火災が起きたのです。不吉な前兆のようで、心が騒ぎました。

十二月二十九日、ついに内裏への出仕の日を迎えました。父が「お前がおなごであってよかった」と言ってくれたことに、胸が熱くなりました。幼い頃から「男子であれば」と言われ続けてきた私にとって、この言葉は大きな意味を持ちました。

内裏に到着すると、「物語を書く務めの女房」という前代未聞の存在である私に、周囲の女房たちは冷ややかな視線を向けてきました。「物語なら家で書けばいいのに」「しっかり働いてもらいましょう」というささやきも聞こえてきます。

居並ぶ女房たちに挨拶をしたとき、藤壺に流れる冷めた空気を肌で感じました。これからの宮中生活がどうなるのか、不安と期待が入り混じる思いです。

しかし、私はここで自分の才能を開花させ、一条天皇と中宮彰子様のお役に立ちたいという強い決意を胸に秘めています。物語を通じて、宮中の人々の心を動かし、時には慰め、時には励ますことができればと思います。

同時に、政治の世界の複雑さも垣間見えてきました。伊周様の復帰を巡る動きや、道長様の権力の拡大など、私の物語にも影響を与えるかもしれません。

これからの日々は、きっと試練の連続になるでしょう。しかし、父の期待に応え、道長様の信頼を裏切らず、そして何より自分自身の才能を信じて、一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。

宮中という新しい世界で、私まひろの物語が今、始まろうとしています。

2分で読める【光る君へ】ネタバレあらすじ第33話

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