もくじ
1分でわかる【科捜研の女2024】ネタバレあらすじ第2話。
門脇卓（真丸）の遺体が公園の石段の下で発見された。私は科捜研のメンバーと共に現場に臨場したが、所持していたはずのスマートフォンが見当たらなかった。これにより事件性が疑われ、捜査一課刑事の土門薫と共に捜査を開始することになった。
事件の夜、門脇は「あかぞら食堂」という飲食店に寄ると言い残して退社したことが判明した。私は食堂を訪ね、店主の新倉初美と話をすることにした。初美は“もう一度食べたい思い出の料理”を再現するサービスを行っており、その取り組みは編集者の成瀬若葉の目に留まり、“思い出料理人”として雑誌に連載されていたのだ。
死んだ門脇は、昨年閉店した人気ラーメン店の味をカップ麺として復活させるプロジェクトを手がけており、初美はそのラーメン店の味の再現を頼まれていたという。しかし、初美は事件の夜、門脇が店に顔を出したかどうかはっきり覚えていないと曖昧な証言しか語らなかった。
その矢先、初美には前科があることが発覚した。20年前、職場の上司を歩道橋の上から突き飛ばし、傷害罪で逮捕された過去があったのだ。さらに、門脇のスーツに付着していた油脂の成分が、初美が使用しているハンドクリームと一致していた。このことから、私は初美が20年前と同じ手口で門脇を突き落として殺害したのではないかという疑惑を抱いた。
この疑惑を解明するために、私はさらに深く捜査を進める決意を固めた。
