ドラマ【あの子の子ども】ネタバレ2話あらすじ解説。原作ありのドラマです。

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ドラマ【あの子の子ども】2話。最終回までネタバレありあらすじ解説。原作ありのドラマです。

私、福は、あの日からずっと不安と恐怖に押しつぶされそうになっています。

クリニックに行こうとしたあの日から、もう何日経ったのでしょうか。でも、結局私は何もできていません。

あの日、クリニックの前で立ち尽くしていた私。中に入る勇気が出ず、結局逃げ出してしまいました。その後も別のクリニックを必死で探しましたが、連休中で全て休診。未成年の私には、保護者の同意なしでは受診できないという現実に打ちのめされました。

宝には何も言えません。地区予選を勝ち抜いて、翌日の決勝に向かう彼の集中力を乱すわけにはいきません。でも、本当は叫びたいんです。「怖いの」って。「どうしたらいいか分からないの」って。

連休が明けて、学校生活が始まりました。表面上は何事もなかったかのように振る舞っています。でも、心の中では「お願い、何も起こりませんように」と必死に祈っています。宝との会話も、クラスメイトとの会話も、全てが演技のように感じます。

笑顔を作るのが辛い。本当の笑顔が出せない。みんなに「福、最近元気ないね」って言われても、「そんなことないよ」って誤魔化すしかできません。

宝との時間も、以前のようにはいきません。彼が優しく接してくれるほど、罪悪感に苛まれます。「あの日、病院に行けなかったんだ」って言えない。その一言が、喉まで出かかっては飲み込んでしまう。

夜、一人でいるときが一番辛いです。「もし本当に妊娠していたら?」「どうやって両親に打ち明けよう?」「学校はどうなる?」「宝との関係は?」次から次へと不安が押し寄せてきて、眠れない夜が続きます。

生理予定日が近づくにつれ、さらに不安は大きくなります。「来ますように」と祈る自分がいる一方で、「もし来なかったら…」という恐怖が頭から離れません。

誰かに打ち明けたい。でも、誰に? 親には言えない。親友にも言えない。宝にも言えない。一人で抱え込んでいるこの重荷に、もう耐えられそうにありません。

そんな私の様子に、誰かが気づいてくれたみたいです。その人は…

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