伊東純也選手の経歴

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伊東純也選手の経歴

伊東純也は1993年3月9日、神奈川県横須賀市に生まれました。サッカーとの出会いは小学1年生の時で、鴨居SCでプレーを始めました。

中学入学前、横浜F・マリノスジュニアユースの入団テストを受けましたが不合格となり、中学時代は地元の横須賀シーガルズジュニアユースでプレーを続けました。高校は家庭の方針で公立高校を選択し、神奈川県立逗葉高校に進学しました。ここでサッカー部に所属しましたが、目立った成績は残せませんでした。

2011年、神奈川大学に進学し、ここでサッカー選手としての才能が開花します。大学3年時の2013年、関東大学サッカー2部リーグで20試合に出場して17得点を挙げ、得点王とベストイレブンを受賞。翌2014年には同リーグで10得点・12アシストを記録してアシスト王に輝き、2年連続でベストイレブンに選出されました。この活躍が評価され、ヴァンフォーレ甲府への加入が内定しました。

2015年、伊東はヴァンフォーレ甲府でプロデビューを果たします。3月14日のJ1リーグ第2節名古屋グランパス戦でJリーグデビューを飾り、5月2日の第9節鹿島アントラーズ戦では初先発でプロ初得点を記録しました。この年、主にフォワードとしてリーグ戦30試合に出場し、4得点を挙げました。

2016年、J1の柏レイソルに完全移籍。当初はサイドバックとして起用されましたが、途中から攻撃的なポジションで起用されるようになり、リーグ戦7得点を記録しました。2017年はリーグ戦全試合に出場し、6得点を挙げてJリーグ優秀選手賞を受賞。この年、日本代表にも初選出されました。

2018年、チームはJ2降格となりましたが、伊東自身は引き続き好調を維持。2019年2月にはベルギーのKRCヘンクに期限付き移籍し、欧州でのキャリアをスタートさせました。ヘンクでは14試合3得点2アシストの活躍を見せ、チームの8シーズンぶりのリーグ優勝に貢献しました。

2020年3月、ヘンクへの完全移籍が決定。2020-21シーズンは公式戦42試合に出場し、12得点16アシストという素晴らしい成績を残しました。2021年4月にはベルギーカップ決勝で先制ゴールを決め、クラブの8シーズンぶりの優勝に貢献しています。2021-22シーズンはさらに飛躍し、リーグ戦でアシスト王に輝くとともに、年間最優秀ゴール賞を受賞しました。

2022年7月、フランスのリーグ・アン(1部)のスタッド・ランスに完全移籍。新天地でも即座に結果を出し、2024年1月3日時点で66試合9得点を記録しています。

日本代表

日本代表では、2017年12月9日の北朝鮮戦で国際Aマッチデビューを果たしました。2018年9月11日のコスタリカ戦で代表初ゴールを決めると、その後もコンスタントに得点を重ね、2022年FIFAワールドカップカタール大会の出場権獲得に大きく貢献しました。カタール大会では全試合に出場し、スペイン戦での同点ゴールをアシストするなど、日本のベスト16進出に貢献しています。

2024年2月1日時点で、日本代表では54試合13得点を記録。しかし、2023年のアジアカップでは個人的な理由により途中離脱となりました。

伊東純也は、そのスピードとドリブル力、高速クロスを武器とする攻撃的なプレースタイルで知られており、日本サッカー界の重要な選手の一人として認識されています。欧州でのさらなる活躍と、日本代表での貢献が期待されています。

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