ドラマ「ビリーブBelieve-君にかける橋-」ネタバレ第8話拡大スペシャル2024年6月13日放送狩山の視点から

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ドラマ「Believe-君にかける橋-」第8話のネタバレ

8話のネタバレ

僕、狩山陸は、「龍神大橋」の建設現場で起きた崩落事故の責任を押し付けられました。この事故は単なるミスではなく、計画されたものでした。しかし、その背後にある真実を突き止めるため、僕は戦う決意をしました。

リミットは12時間

社長の磯田に電話をかけました。「なぜ事故を計画したのか?」と問い詰めました。磯田は明確な答えを避けましたが、僕は「あと12時間、今日中に真実を公表してください」と要求しました。この12時間が僕にとって最後の希望でした。

警察の包囲網が迫る

妻・玲子のもとへ急ぎましたが、そこはすでに警察に包囲されていました。家に入ると、玲子は心配そうな顔で僕を迎えました。僕は急いで着替えを済ませ、「龍神大橋は落ちたんじゃなくて、落とされたんだ」と伝えました。玲子は驚きと怒りを交えた表情で、「だったら復讐するしかない!」と言いました。

玲子は「腹をくくりなさい」と強い言葉で僕を励ましてくれました。その時、カメラの存在に気づきました。玲子は「思いきり晴れそうね。雨は待ってくれそう」と、まるで暗号のように天気の話を始めました。警察が突入する合図が「明日は雨になりそうだ」というものであることを、僕たちは知っていたのです。

最高の人材!?

その頃、弁護士の秋澤が病室の南雲を訪ね、僕を助けたいと話していました。南雲は常務に頼まれて、若松にお金を渡していたことを告白しました。

一方、磯田は都知事の榛名に橋の再建を任せてほしいと申し出ましたが、却下されました。榛名は僕を「最高の人材」と評価してくれていました。

狩山、逮捕

玲子は「誰が何と言おうと、私はあなたを信じている」と言ってくれました。僕は「自分を信じてみる」と言い、家を出ようとしました。警察がいることを知っていながら、玲子に感謝の気持ちを伝えに来たのです。「結婚してくれて感謝している」と。

しかし、その瞬間、警察が突入し、僕は逮捕されました…。

第7話の振り返り

「もはや真相を追及できるのは自分しかいない」と考えた僕は、警視庁の刑事、黒木正興と秘密裏に協力し、再び逃走を図った。僕に罪を被るよう頼んできた帝和建設の社長、磯田典孝から真相を聞き出そうとしたが、指定された密会場所に磯田は現れず、代わりに弁護士の秋澤良人がやってきた。磯田は重要な会談のために来られなくなり、代わりに秋澤が話を聞きに来たという。

僕は秋澤に、誰が崩落事故を計画したのかを尋ねた。秋澤は、帝和建設を潰したい勢力の仕業だという可能性を示唆したが、結局、磯田が知っているはずだと言った。秋澤は、僕が実刑になったのは裁判で不利な証言が続いたためであり、下請けの坂東組の社長、坂東五郎も、設計変更が原因だったと証言していたと主張した。僕は坂東に会うことを決意し、秋澤を「解任」してその場を去った。

その後、黒木のスマホに僕から連絡が入った。僕は自分を脱獄させた刑務官の林一男について調べてほしいと黒木に頼んだ。黒木も、兄の若松博道のもとに2000万円の金が入金され、その半分が引き出されていたことをつかんでいた。

僕は坂東のもとへ向かい、事故が故意に起きたものだと気づいていたが、法廷では一切話さなかったと問い詰めた。坂東は事故が起きたのは必然で、仕込んだのは、この事故で亡くなった若松だと告白した。坂東は、施工段階で一部のケーブル材が変更されていることに気付いており、それを若松に報告したが、若松は問題ないとして400万円の小切手を渡した。坂東も経営に苦しんでおり、それを断ることができなかった。

当時、若松は強度の弱い部分に重量をかけていた。それは、ケーブルを破断させるためであり、故意に事故を起こすために安価なケーブル材を発注したと坂東は推測していた。僕は坂東に、若松から金を受け取ったこととその話を警察に話してほしいと頼んだ。坂東は翌日まで時間をくれと答えた。

黒木は僕に頼まれ、林のことを調べた。同僚の梶田千佳によると、14年前に元受刑者が刑務官の自宅を放火するという事件があり、その刑務官が林だった。この放火で林の妻と隣の家の主婦が死亡した。黒木は放火と崩落事故には関連性がないと主張したが、梶田はある記事を黒木に見せた。「刑務官逆恨み放火事件~再犯防止へ繋ぐ~法務副大臣の責務と改革」という見出しの記事で、その横には、当時法務副大臣だった現都知事の榛名文江の写真があった。

黒木はすぐに僕に電話をかけ、「兄の糸をひいていたのは、手を出せる相手じゃないかもしれない」と言い、林が榛名と接触していたことがわかったと教えてくれた。榛名は龍神大橋建設を推し進めた張本人だった。黒木は「何かにおうだろ?」と言ったが、僕は榛名が橋の建設に熱心で事故を起こしたいはずがないと反論した。黒木は、林があえて僕を逃がしたと推測した。僕は「何のために?」と混乱した。

その頃、磯田は榛名と対面していた。磯田は僕が何の証拠にもたどり着けておらず、暴露される心配はないと報告した。榛名は「証拠だの、暴露だの、何のお話しかしら?」ととぼけ、龍神大橋の工事再開から手を引くよう命じた。僕の脱走で悪いイメージがついた帝和建設は都の未来を担う龍神大橋の施工者にふさわしくないと言い放った。磯田は土下座で再考を求めたが、榛名は「ご苦労様でした。先輩」という言葉を残し、去っていった。

その頃、帝和建設常務の桑原誠が坂東に接触していた。桑原は僕と会っていたことを知り、今さら正義を振りかざすようなことをすれば家族や従業員が大変な目に遭うと脅した。その晩、坂東は僕に会い、証言できないと答えた。証言すれば、帝和建設から二度と仕事がこなくなり、同業者からも裏切者とみなされ、仕事を回してもらえなくなると言った。そして、若松が桑原から手付金を受け取っていたことを教え、「指示したのは磯田社長だろう」と付け加えた。さらに、その背後にはもっと大きな存在がいるはずだと主張した。

僕はなぜ帝和建設が社運をかけていた橋を崩落させたいのか理由がわからず混乱した。坂東は、自分たちのような現場の人間がうかがい知れないところで大きな力が動いているとした。僕はそれらの疑惑を明らかにするべきだと激高し、坂東が最後の砦だとすがったが、坂東は「世の中、きれいごとが勝った試しがあるか? 人生を怒りや恨みでムダにするな」と言った。おとなしく刑期を務め、その後また一緒に働こうと諭されたが、僕は納得できなかった。「仕方ないだろう! 理想や正義では飯は食えん! ゼネコンにいたあんたには分からないんだな」と声を荒らげる坂東。怒りが収まらない僕は、ゼネコンや下請けに関わらず、同じ橋を造る仲間だと思っていたと返した。坂東は「仲間? そいつは無理だな、狩山さん。俺たち下請けとあんたらの間には大きな川がある。そこに橋はかかってない。汚れを下に押し付けるゼネコンがいて、それを引き受ける俺たちがいる。この関係が変わらないから、この事件が起きたんだ」と言った。

その頃、僕の部下だった南雲大樹は、帝和建設に勤務する恋人の本宮絵里菜に「俺は知っていた。全部。俺が部長を裏切ったんだ!」と告白した。南雲は桑原からの指示で若松にお金を渡していた。一方、黒木は玲子の家を訪問し、僕が逃げ出したことを伝え、連絡が取れない僕の身を案じていた。

第8話のあらすじ

僕は脱獄し、逃亡の果てに恐るべき闇の真相をつかんだ。怒りでいっぱいになった僕は、身の危険も顧みずに全貌を明らかにしよう

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