【イップス】の10話〜最終回までネタバレ最新。結末はどうなったか!!篠原涼子バカリズム主演 。

イップス ドラマの感想、ネタバレししてます。

みんなでイップスを楽しみましょう!!

もくじ

「イップス」第10話のネタバレあらすじ2024年6月14日放送

フジテレビ系で人気を博しているミステリードラマ「イップス」の第10話が6月14日に放送されました。このドラマでは、小説が書けなくなった人気ミステリー作家の黒羽ミコ(篠原涼子)と、事件解決に行き詰まったエリート刑事の森野徹(バカリズム)がバディを組んで難事件に挑むコメディータッチの作風になっております。

前話のラストでは、森野の元に謎の男性・樋口からメッセージが届きました。「指示されていた黒羽弁護士(染谷将太)の件を調べたら、異口治と接見していました」と。黒羽は、かつて「歪な十字架」事件を起こした異口に「同じ様な事件はまだ終わっていません」と告げていたのでした。視聴者からは「まだ続くのか」と驚きの声が上がっていました。

そんな中、第10話冒頭では神奈川県議会議員の串鉄昭(三上市朗)がビルのエレベーターで射殺される事件が発生しております。現場には「令和のねずみ男」と名乗る犯人の声明文が残されており、「この男は10年前の剛谷トンネル崩落事故で多くの人々を殺した悪人の一人。法に代わり天誅を下す」と記されていたのです。

数日後には、東京の高級ホテルで鍋鳥建設社長の鍋鳥幸三(川瀬陽太)も殺される事件が起こりました。こちらの現場にも「令和のねずみ男」の声明文がありました。鍋鳥建設は剛谷トンネル工事を請け負っていた会社で、串鉄に多額の賄賂を贈って不正に工事を受注し、手抜き工事が原因で崩落事故を起こしたとされていたのです。

現場にはフリージャーナリストの新正誠(野村周平)が現れ、機動捜査隊員の酒井純平(味方良平)と取材をめぐってもみ合いになってしまいます。新正は権力者の疑惑を徹底追及する記事を書く人物で、なぜか発表前の「令和のねずみ男」の存在を知っていたのでした。

森野は新正について調査を行い、「正義感が強すぎて危険な人物」と判断しております。実は新正の恋人はめいの木原茜(松田るか)で、森野の知り合いだったのです。森野は茜に会い、新正の素性を聞きました。

一方、黒羽は事件に興味を示すものの、森野に「管轄外」と言われてしゃくにさわってしまいます。しかし森野は、女性に贈り物をしたいと相談を持ちかけるなど、二人の距離は少しずつ縮まっていくようです。

第10話では、10年前の剛谷トンネル崩落事故に関係する人物が次々と殺害される連続殺人事件の捜査が佳境に入ります。視聴者からは「どのような展開になるのか」「復讐の理由が気になる」といった声が上がっております。行き詰まった黒羽と森野がいかに「令和のねずみ男」の真相に迫れるのかが注目されそうです。

イップス9話ネタバレ〜あらすじから

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イップス9話ネタバレ

第9話の「イップス」では、宮永隆一(萩原利久さん)が主要なキャラクターとして登場し、その不運な人生が描かれます。宮永は何をやっても運のない男であり、友人の大城俊(三浦りょう太さん)と一緒に起業を試みるも、見事に失敗。現在は建設作業員として働いていますが、生活は楽ではありません。さらには、闇金から約200万円もの借金を抱えており、その返済に苦しんでいます。

ある日、宮永のアパートに闇金の取り立て屋である佐久間康(ニシダ・コウキ/ラランド)が現れます。佐久間は強引に取り立てを行い、宮永を追い詰めます。宮永はなんとか逃げ出そうとしますが、佐久間に捕まり、建設現場で激しく暴行されます。恐怖とパニックに陥った宮永は、そばに落ちていたレンチを手に取り、無我夢中で振り回します。その結果、レンチが佐久間の頭部に直撃し、佐久間は即死してしまいます。

事の重大さに気づいた宮永は、その場から逃げ出しますが、道に飛び出したところを車にはねられてしまいます。意識を失い、気を取り戻した宮永が目を覚ますと、そこは動画配信で人気のマジシャン赤影(本多力さん)の家でした。実は、宮永をはねたのは赤影であり、彼は宮永のけがの手当てをするために自宅に運び込んでいたのです。赤影は自身の過失を詫び、宮永に100万円を差し出します。

しかし、その時、テレビのニュース速報が流れ、建設現場での遺体発見の報道がされます。宮永は絶望の淵に立たされますが、それ以上に赤影が宮永の様子から犯人だと察し、慌てて逃げようとします。その際、赤影は足を滑らせてテーブルの角に頭をぶつけ、命を落としてしまいます。

再び予期せぬ事態に直面した宮永は、焦りながらも赤影の死体を隠そうと決意します。しかし、ちょうどその時、赤影への取材で訪れていた黒羽ミコ(篠原涼子さん)と森野徹(バカリズムさん)に遭遇してしまいます。ミコと森野に顔を見られた宮永は、とっさに赤影になりすまそうとします。彼は赤影の死体を隠し、彼になりすますことで何とかこの窮地を乗り越えようとするのです。

一方で、ミコと森野もこの異様な状況に気づき、事件の真相を追い始めます。彼らは、宮永の不自然な行動や赤影の突然の死に疑念を抱きつつ、事件の全貌を解明しようと動き出します。

このように、第9話では宮永の不運な出来事が連続し、緊迫感のある展開が描かれています。次回予告では、宮永の行動がどのように展開し、ミコと森野がどのようにして真相に迫るのか、さらなる緊張が高まることが予告されています。宮永の運命がどうなるのか、視聴者の関心を引きつけるストーリーとなっています。

イップス9話の感想

ドラマ「イップス」は、篠原涼子さんとバカリズムさんが主演を務めるミステリーコメディーです。このドラマは、ミステリー作家の黒羽ミコと、エリート刑事の森野徹が、共に「イップス」に苦しみながら事件を解決していく姿を描いています。

視聴者からの感想は非常に好評です。篠原涼子さんの演技力とバカリズムさんの独特なキャラクターが絶妙にマッチし、二人の掛け合いが非常に楽しめるとの声が多く聞かれます。特に、ミコと森野のコンビが事件を解決する過程で見せるユーモアと緊張感のバランスが絶妙で、毎回飽きることなく楽しめるという意見が多いです。

一方で、ドラマのテンポや展開については意見が分かれるところもあります。中には、物語の進行がやや遅く感じられるという声もありますが、それでもキャラクターの魅力や緻密なストーリー構成がその欠点を補って余りあるとの意見が多いです。また、各エピソードごとに異なる犯人やトリックが登場するため、視聴者が飽きずに楽しめる工夫が施されています。

全体として、「イップス」はキャラクターの深みとストーリーの面白さがうまく融合した作品であり、視聴者に強く支持されているドラマです。

イップスの視聴率

ドラマ「イップス」の視聴率は、放送開始以来安定して高い数字を記録しています。初回の視聴率は15分拡大放送の効果もあり、10%を超える好スタートを切りました。その後も、篠原涼子さんとバカリズムさんの絶妙なコンビネーションと、緻密なストーリー展開により、高い視聴率を維持しています。

特に、ミステリー要素とコメディ要素を兼ね備えた本作は、幅広い年齢層から支持を得ており、視聴者層の拡大に成功しています。例えば、若年層からはバカリズムさんのユーモアに、また中高年層からは篠原涼子さんの安定した演技に高評価が集まっています。

一方で、特定のエピソードが特に高視聴率を記録することもあります。特にゲスト出演者が豪華な回や、ストーリーが大きく進展する回は視聴率が上がる傾向にあります。また、視聴率が上下することなく安定しているのも、「イップス」の魅力といえるでしょう。

しかし、視聴率だけでなく、配信サービスでの視聴数も注目すべきポイントです。現代では、多くの人がリアルタイムでテレビを見ることが難しく、見逃し配信や録画で視聴するケースが増えています。「イップス」も、配信サービスでの視聴数が高く、特に忙しい視聴者からの支持を集めています。

このように、「イップス」は視聴率だけでなく、配信サービスでの視聴数も高く評価されており、多くの視聴者に楽しんでいただいているドラマです。

イップス7話のネタバレ

ドラマ『イップス』第7話では、黒羽ミコ(篠原涼子)と皇真白(村上佳菜子)の対決が中心となります。このエピソードは、倉科吹雪(青山凌大)の傍らで奥森美音(清水くるみ)が倒れているのをミコが発見するところから始まります。驚くべきことに、ミコは「119番」ではなく「110番」に通報します。この行動が事件に対する疑惑を一層深めることになりました。

事件の当日、ミコは真白の冷静な態度に違和感を覚えます。教え子の吹雪が疑われている状況でも、真白は動揺を見せませんでした。これは、彼が何かを隠しているのではないかとミコに疑念を抱かせました。

一方で、森野(バカリズム)はミコに連絡を取り、事件の背景を探るために動き出します。森野は、被害者の奥森が吹雪以外にも複数の男性と関係を持っていたことを突き止めます。この事実は、事件が単なる痴情のもつれによるものではないかとの疑念を生じさせました。

ミコと森野は、真白のアリバイを検証するためにリンクとトレーニング室の距離を実際に走って確認することにしました。アイスショーのリハーサル中にリンク内が暗くなり、ミコは真白の姿を確認できなかったことがわかりました。絞殺の場合、1分間は首を締め付けなければならないことから、移動距離と時間を実際に検証する必要がありました。

ミコは何度も往復して距離を測りますが、その間に森野が到着し、代わりに検証を行います。森野は最短ルートを使えば犯行が可能であることを証明しました。さらに、ミコは真白のネックレスがなくなっていることに気付き、これが重要な手がかりとなることを直感します。

ミコと森野は真白を問い詰め、彼が嘘をついてミコを呼び出した理由を明らかにします。真白は最初からミコを目撃者にするつもりで呼び出していたのです。アイスショーで滑っていた選手への指導内容と実際の演技にズレがあったことも疑念を深める要因となりました。

最後に、ミコと森野はリンクに移動し、真白のネックレスを発見します。真白はこのネックレスをリンクの整備中に埋めていたのでした。このネックレスが決定的な証拠となり、真白はついに犯行を認めます。真白が教え子の吹雪に対して持っていた歪んだ愛情と執着が、事件の背景にありました。

イップス7話の感想

第7話は視聴者にとって非常に衝撃的な展開を見せました。特に注目すべきは、皇真白役の村上佳菜子の演技です。彼女の冷静さと狂気が入り混じった演技が、ドラマ全体の緊張感を一層高めました。

真白が教え子である吹雪に対して持つ異常な執着と、それが引き起こした悲劇は、視聴者に深い印象を与えました。ミコと森野が真白のアリバイを検証するシーンでは、実際にリンクとトレーニング室の間を走って確認することで、視聴者にリアリティを感じさせる工夫が見られました。このような細部へのこだわりが、ドラマの魅力を一層引き立てています。

また、ネックレスが決定的な証拠として浮上するシーンは見応えがありました。ミコと森野のチームワークが功を奏し、真白の嘘を暴く過程は緊張感に満ちていました。最終的に真白が犯行を認めるシーンでは、彼の複雑な心理が見事に描かれていました。

一方で、トリックに関してはやや雑な印象を受ける部分もありました。特に、防犯カメラの存在や目撃者の証言など、現代の技術や社会環境を考慮すると、もう少し緻密な設定が必要だったかもしれません。しかし、キャストの演技力やストーリーの進行がその欠点を補っており、視聴者を引き付ける要素となっています。

総じて、第7話は真白の告白を中心にドラマが大きく進展し、次回のエピソードへの期待を高める内容となっていました。視聴者は次回の展開を楽しみに待つことでしょう。

ドラマ「イップス」第1話のネタバレ。バカリズム演じる森野徹の視点から

かつて検挙率ナンバーワンのエリート刑事だった私は、ある事件をきっかけに立件できなくなってしまった。その事件以来、イップス(できていたことができなくなる心理的症状)に悩まされている。

そんな私は、ある日の夜、大ファンだったミステリー作家の黒羽ミコが出演するテレビ番組を観ていた。すると、ミコは公の場で嘘をつくアイドルを厳しく指摘してしまう。ミコの行動に違和感を覚えた私は、興味をそそられた。

その後、元アイドルで熱波師の電撃ウィッチ麻尋が、過去の交際相手から脅迫されて彼をサウナに誘い、水風呂で彼を溺死させる事件が起きた。未だイップスに苦しむ私は、事件現場に居合わせたミコと出会う。

初対面ながらも、互いのイップスを理解し合った私たちは、この事件解決のために力を合わせることになった。ミコのファンだった頃と違い、今や彼女への複雑な気持ちを抱えながらの捜査となるが…。

イップス第2話のネタバレ。森野徹の視点から

カラオケボックスに駆けつめると、そこにはすでに捜査員たちがいた。人気コンビ「悪童エクスプレス」のチョロが、生配信中に突然具合が悪くなり、トイレに駆け込んだ直後に意識不明の重体となり、搬送先の病院で死亡が確認されたというのだ。

最初は自殺か事故死とみられていた。しかし、私は経験則から、チョロの死体に漂う青酸カリ特有の催涙臭を感知し、これは一級の殺人事件かもしれないと直感した。だが、すぐさまイップスの症状が表れ始めた。手がかりを見落とさないか、大事な何かを見逃してしまうのではと、あの頃のような対応力が発揮できないのではないかと不安に駆られた。

そんな私の前に、突然ミコが現れた。いつの間にか彼女も現場に居合わせていたらしい。彼女は冷静にチョロの遺書を確認すると、そこに生配信中の発言との矛盾があると指摘した。遺書が偽造されている可能性を見逃していなかったのだ。かつて何冊もの傑作ミステリーを生み出したあの小説家ならではの洞察力に、今さらながら感心せずにはいられなかった。

ミコの指摘を手がかりに、捜査を進めていくうちに、動画クリエイターのよっちゃんが有力な容疑者として浮上してきた。よっちゃんは、チョロが生配信でやらせを告発しようとしていたことに激怒し、チョロを排除しようと企んでいたらしい。

イップスの症状がひどくなるにつれ、かつてファンだったミコへの複雑な思いが頭をよぎった。新作小説が出ない理由が分からず、それでいてコメンテーター業に打ち込む彼女に対する怒りと、いつかは新作が出るだろうと期待を抱いていた頃の思い出が交錯していった。

しかし、今は事件解決が最優先だった。ミコはイップスに悩む私の弱点を補ってくれた。一方で私は、経験に裏打ちされた捜査の手腕で、彼女の推理を後押しした。互いに足りないところを支え合いながら、なんとか決して簡単ではない事件の全貌を解明することができた。そして、よっちゃんに対する確実な証拠を押さえ、逮捕に踏み切ることができたのだ。

捜査を終えた私は、久しぶりに充実感を覚えたが、同時にミコへの複雑な思いもまた一層深くなっていった。物語は、そうしてさらに濃密なものへと発展していくのだった。

イップス第3話のネタバレ。森野徹の視点から

今回の事件現場は、フラワー健一郎こと尾花健一郎議員の自宅兼事務所だった。通報を受け、私たちが到着したときには、すでに尾花の第一秘書である田所万作が遺体で発見されていた。

尾花は世間から”お花畑議員”と揶揄される存在で、しょっちゅう失言を繰り返していた。しかし実際には、強力な実力者である田所に庇護されながら、政治活動を続けていたのだ。田所は尾花に強い影響力を持ち、尾花の独自の政治活動を黙って阻んでいた。

現場での状況を詳しく聞くと、ある日、尾花が感情的になり、田所に対して装飾用の大ナイフを振りかざし、田所の胸を刺したことが判明した。それにもかかわらず、尾花はその後、冷静に計画的な行動に出た。田所の遺体を書斎に移動させ、密室状態を作り出したのだ。

書斎のドアは内側からのみ施錠可能で、窓も閉じられていた。一見したところ、完全に密室と思われた。しかしミコは、すぐさま遺書の内容と現場の状況に矛盾を感じ取った。遺書の文体や、田所が亡くなった状況に、なんとも違和感を覚えたらしい。

ミコの鋭い観察眼に助けられながら、私も再び現場を見渡した。しかし、イップスの症状がひどくなり、かつての検挙力が出せずにいた。すぐにでも事件の手掛かりを見逃してしまいそうで、自信を無くしかけていた。

そんな時、ミコが「私たちは互いに足りないところを補い合える」と言ってくれた。彼女には小説家ならではの読解力があり、私には長年の実地経験に裏打ちされた捜査力があった。お互いの長所を生かせば、きっと事件の核心に辿り着けると確信した。

ミコに勇気をもらった私は、再びイップスと向き合い、あの手この手で捜査を進めた。遺体が移動された経路のチェック、密室トリックの徹底解析、遺書の精密分析など、あらゆる手段を尽くした。そして、ついに尾花の自白を引き出すことに成功したのだ。

尾花は自らの政治的な野心のため、田所の存在が邪魔になったことから、計画的に密室を装い、犯行を隠そうとしていた。田所を排除しようとした結果、あのような惨事を引き起こしてしまったのだ。

事件解決を前に、ミコと私の信頼関係は確かなものとなっていた。互いの弱点を認め合い、それを補完し合える存在となれた。この出会いが、私たちにさらなる力を与えてくれたことを確信した。

イップスに悩む私とミコは、次なる事件に立ち向かう決意を新たにした。そして、その後の出来事が、物語に新たな展開をもたらすのだった。

イップス第4話のネタバレ。森野徹の視点から

人気パティスリー「Ebahi」からの通報を受け、私たちは現場に向かった。そこで遭遇したのは、店のオーナーである小泉春樹の死体だった。

最初の調査では、あの夜に停電があり、倉庫内の暗闇で床に落ちていたクリームを踏んで転倒、頭部を強く打って気を失い、そのまま搬送先の病院で死亡が確認されたという事故死の可能性が高かった。春樹と一緒にいたチーフパティシエの金町環奈の証言も、事故死であることを裏付けるものだった。

しかし、ミコは環奈と春樹の元恋人で後任パティシエの江原尚子との間に複雑な三角関係があったことを指摘した。環奈は春樹の支援により、フランスの三ツ星レストランでの試食会に臨む大きなチャンスを得ていた。しかし一方で、尚子が復縁を望んでいたことから、環奈は自身の立場が危うくなるのではと危惧していたらしい。

ミコは「この三角関係からくるドロドロした確執が、殺人の動機になったかもしれない」と私に言った。確かにそうかもしれない。女の嫉妬からくる犯罪は、過去に何件も見てきた。しかし、私はイップスの症状が表れ始め、真相の糸口を掴めないでいた。

そんな時、ミコが冷静沈着に捜査を進めていく姿を目の当たりにした。遺体の状況、血痕の付き方、現場のリセット具合、環奈と尚子の行動や証言の矛盾点など、些細な点にも着目し、紐付けていった。そしてついに、環奈が自らの地位を守るため、計画的に春樹を殺害し、事故死に見せかける偽装をした証拠を掴んだのだ。

私にはミコの手助けがなければ、事件の全貌を解明することはできなかっただろう。互いに足りないところを補い合える、それが私たちの強みだと改めて思い知らされた。

この出会いを機に、ミコと私の信頼関係は一層深まっていった。確かに互いにイップスに悩まされているが、お互いを認め合い、協力し合えば、どんな難事件も解決できるはずだ。

私はこの自信を胸に、次なる事件の捜査に備えた。そしてミコとの物語に、新たなページがひらかれようとしていた。

イップス第5話のネタバレ。森野徹の視点から

東京地方裁判所に出向いた私たちは、偶然法廷画家の板野恭二に出くわしました。

彼は裁判の傍聴席に座っていたのです。板野の過去を調べてみると、8年前に交通事故で妻を亡くし、それ以来、事故の加害者に対する強い恨みを抱いていることが分かりました。

あの事故では、加害者を弁護した杉本浩紀弁護士の力添えもあり、極めて不当に軽い判決が下されただけで、加害者はすぐに釈放されてしまったのです。

板野は、その判決に大きな憤りを覚えていたに違いありません。そしてこの日、その杉本弁護士が関わる別の裁判を、板野は偶然にも傍聴していました。

前回と同様、今回も杉本は被告人に軽い処罰を求めるべく、徹底的な弁護を展開していました。これに板野は、再び正義が貫かれないのではないかと恐れを抱いたことでしょう。

裁判終了後、板野は杉本を屋上に呼び出します。そして長年の妻の死に対する怒り、そして今回の杉本の行為に絶望した末に、板野は理性を失って杉本を突き落としてしまったのです。

偶然、その場面を目撃した人物から通報を受け、私たちが現場に駆けつけたときには、すでに杉本が死んでいる状況でした。

ミコは冷静に板野の過去を掘り下げ、彼の心情を理解するよう努めました。

妻を亡くした悲しみ、そして二度にわたる冤罪に対する怒りと絶望。

ミコはそれらを同情的に受け止めていました。しかし一方で、私は法の下における公平な裁きを全うしなければならない立場でもあり、板野の行為を容認することはできません。

この板野の事件をめぐり、ミコと私はジレンマに直面しました。

しかし互いの立場を理解し合い、お互いの長所を生かしながら、事件の全貌解明に努めました。ミコは心理分析を駆使し、板野の心の機微を探っていきました。

一方で私は、経験に裏打ちされた実地捜査で、現場の証拠や関係者の証言から事実関係を掘り起こしていきました。

このようにしてお互いに補完し合うことで、やがて私たちは全貌の解明に迫ることができました。

そしてついには、板野の自供をとどめとする決定的な証拠を押さえたのです。再び正義が貫かれるまでには至りませんでしたが、少なくともこの事件だけは解決することができました。

事件解決を果たした後、ミコは私に感謝の言葉を述べてくれました。「あなたの実地経験に基づく捜査力で、私の推理を後押ししてくれた。お互いの長所を認め合い、足りないところを補い合えたからこそ、この難事件を解決できたのよ」と。

確かにそのとおりでした。イップスに悩む私たちでしたが、互いを思いやり、協力し合えたからこそ、これほどの難事件にも立ち向かえたのだと実感しました。

この出会いを契機に、ミコと私の信頼関係はさらに深まりました。そしてこの二人の旅路は、まだまだ先へと続いていくことになるのでした。

イップス第6話のネタバレ。森野徹の視点から

承知しました。第6話のネタバレをさらに具体的な描写を加えて、森野徹の視点からですます調で長文で書き直します。

その日のことは、今でも鮮明に覚えております。私は部屋のパソコンを開き、いつものようにメールをチェックしていました。すると突然、見覚えのない送信者からの動画ファイルが届いたのです。

何か重要なものかもしれません。そう考え、早速そのファイルを開いてみると、なんと8年前の事件現場での私の姿が映し出されていったのです。確かに当時、私はある重大事件で冤罪を訴えておりましたが、この動画では私があたかも証拠を捏造しているかのように描かれていました。

もしこの動画がインターネット上に拡散されてしまえば、私の長年の職務に重大な疑惑が生じ、この先の捜査活動に多大な支障が出るのは必至です。一体誰が、何の目的でこの動画を送ってきたのでしょうか。

送り主を確認してみると、なんと元ミステリー作家の黒羽ミコだったのです。ミコは昔から私の冤罪を信じてくれていた人物でした。しかし、この動画には違う意味が込められているのではないかと、ミコ自身も考えていたようです。

そこで私は、ミコに助けを求めることにしました。ミコの的確な助言を得ながら、この動画に隠された手がかりを探り始めます。すると動画には、私が8年前に逮捕され、拘留された矯正施設の映像が映し出されていたことが分かりました。ミコはそこに、私への重大な手がかりが隠されているのではと期待していたようでした。

しかし残念ながら、私はこの頃からイップスの症状が表れ始めており、この事件の捜査に自信が持てなくなってしまっていました。そのため結局、ミコ一人でその施設に足を運ばざるを得なくなってしまったのです。ミコは必死で私の無実を証明しようと尽力してくれましたが、的確な捜査が進められずにいました。

そんな中、ミコはテレビ番組から出演オファーを受けます。事件について語ることを求められたのですが、ミコはそれを断固として拒否したのです。なぜなら、ミコは私の安全を第一に考えていたからこそです。このミコの行動に、私は心から感謝の念に打たれました。

やがて捜査が進展し、私が誘拐された可能性が浮上してきます。そこでミコは、私との過去の関わりや現場の証拠から私の行方を必死で探り始めます。ミコが懸命に私のために尽力する姿に、私は強く心を動かされました。

そうしてミコの努力により、遂に事件の全貌が解き明かされました。動画は、別の事件に関係する組織によって作られた偽物だったのです。そしてついに、私の冤罪が晴れ渡ることになったのです。

確かに私たちはイップスに悩まされており、しばしば互いの求心力が揺らぎかけました。しかし最終的には、互いの足りないところを補い合い、そして何より互いの存在を信じ抜くことができたからこそ、この難事件を解決することができたのです。

この一件を通じて、ミコと私の確かな信頼関係が構築されたことは間違いありません。これからはお互いを思いやり、高め合える親しい存在となれることでしょう。そしてこの二人の物語は、まだ終わりが見えない道のりを進んでいくことになるのです。

イップス第7話のネタバレ。森野徹の視点から

皇真白から突然の連絡が入った。フィギュアスケート選手の吹雪がミコの大ファンで、彼女のトレーニングを見学してほしいというのだ。ミコも同行すると言うので、私たちはスケートリンクへ向かった。

リンク横のトレーニングルームに入ると、そこには吹雪の新コーチになるはずだった奥森美音の死体が横たわっていた。最初は事故か自殺と思ったが、状況を見渡すと何かおかしい。ミコも同じ感触を持ったようだ。

捜査の過程で、吹雪と美音は恋人同士だったことが分かった。そのため、吹雪が新コーチの就任を嫌い、嫉妬からあわや殺人を?そんな方向で調べが進んでいった。しかし私には、もっと根が深い動機があるような気がした。

真白とミコが何やら打ち合わせをしている様子を目にする。二人は何か重要な情報を共有しているらしい。ミコはいつものように鋭い観察眼で事件の糸口を見つけ出そうとしていた。

一方の私は、イップスの影響で思うように捜査が進まず苦戦した。しかし、ミコの助力もあり、徐々に事件の全貌が見えてきた。美音の死には、真白の過去や心の闇が関係していたのだ。

最後に判明した真相は、かつて私が関わった事件とつながりがあった。それ以上に私を動揺させたのは、ミコと真白の間で起きた出来事だった…。

イップス第8話のネタバレ。森野徹の視点から

分かりました。第8話「口封じのかくれんぼ」のネタバレを、森野徹の視点から詳細に書き直します。

テレビ局の撮影現場で起きた一連の事件。被害者は元アイドルの窪田だった。容疑者は同じくアイドル出身の南条理沙という女だ。

最初はスタジオのアリバイ工作に騙されそうになった。南条は巧妙に録画映像を流し、そのあいだに現場に移動して窪田を殺害、そして戻ってくるという芝居をしていたのだ。

しかし、偶然現場に居合わせた子役の目撃証言で、南条の犯行が分かった。南条はアリバイ工作に加え、次々と偽証を重ねてごまかそうとしていた。

ミコも、アリバイの矛盾点に早くから気づいていた。彼女は法廷画家の板野事件のように、過去のトラウマが動機になっているのではないかと推理した。

事実、南条と窪田の間には複雑な過去があった。だが、それ以上に驚いたのが、ミコが次のステップで犯した行動だった…。

ミコはひとり勝手に南条の自宅に押し入り、危険な調査を始めたのだ。一瞬の気の緩みで、私は最悪の事態を疑った。前科がある南条なら、ミコが過去に危害を加えられる可能性も…。

幸い、ミコは無事だった。しかし、彼女の行動は非常に無謀であり、叱ることにした。事件解決へのミコの情熱は理解できたが、命をかけるリスクは高すぎた。

結局、ミコの行動は的を射ており、南条の犯行を立証する決定的証拠を掴んだ。しかし、ミコを危険に晒したことが、私にはどうしても許せなかった。

イップス第9話のネタバレ。森野徹の視点から

イップス第10話のネタバレ。森野徹の視点から

イップスのキャストとスタッフ

役割名前
主演篠原涼子、バカリズム
キャスト渡辺大知、味方良介、足立英、勝村政信、角田晃広、矢本悠馬、染谷将太
脚本オークラ、森ハヤシ、中園勇也
演出筧昌也、並木道子、相沢秀幸
監修河野昭典(イップス)、能塚裕喜(トリック)、古谷謙一(警察)
音楽野崎美波
エンディングAARON「フェイス」
プロデューサー宮﨑暖(フジテレビ)、熊谷理恵(大映テレビ)
制作フジテレビ
放送チャンネルフジテレビ系列
放送形式文字多重放送、番組連動データ放送、ステレオ放送、解説放送
放送期間2024年4月12日 –
放送時間金曜 21:00 – 21:58
放送枠フジテレビ金曜9時枠の連続ドラマ
放送分58分
公式サイト公式サイトリンク
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